このブランケットをはじめ、全品、マスターウィーヴァー(master weaver)だったマヌアル・ミューラー(Manual Muller)氏の手織り作品です。彼は、ウィンドーウィーヴァー(window weaver, 店頭のガラス越しに実演する手織り職人)としても、当時とても有名な人物でした。
当時は、現在に比べて時給コストの意識が薄かった為、現在一般的に生産・販売されているチマヨブランケットよりも、じっくりと時間をかけて凝ったデザインが織られていました。半世紀以上前に織られたマスターピースを、貴方の身近でじっくりとお楽しみ下さい。
この作品のような大きいサイズ(セミダブルベッドサイズ)になると、センターデザイン、サイドデザイン、ワイドバンド等の各パートを織るスペースがかなり広くなります。
伝統的なチマヨブランケット本来のダイナミックで凝ったデザイン、カラーリングを織ることが出来る為、熟練職人として気合いが入るらしく、長年培った経験と腕前が大いに発揮されています。
Ganscraftとは・・・
元々はイリノイ州シカゴ出身の法律家だったジュリウス・ガンズ(Julius Gans)が、ニューメキシコ州旅行後に、コレクターから実業家に転身。更に1915年、観光客の増加を背景に、Julius Gans’ Southwestern Arts and Crafts社をサンタフェのプラザ南側にオープンしました。
「ガンズクラフト(Ganscraft)」「サウスウェスト・アーツ・アンド・クラフト(SOUTHWEST ATRS & CRAFTS)」は、同社のブランド名です。
その後、1930年代に入って、Ganscraftがタロン・ジッパー、裏地付き、ナバホ製のシルバーボタンを特徴とする「チマヨパース(Chimayo Purse)」を商品化したといわれています。この商品が流行し、同業者の間に広まるのには、それほど長い時間はかからなかったようです。
また、彼等は小売りのみならず、卸売り事業・OEM生産にも積極的で、国立公園内やルート66沿いの多くの土産物店が彼等の主な顧客でした。
1962年、事業は売却され、現在は残念ながら店舗も会社も現存しておりません。
↓ 当時のカタログの一部です。
↓ 当時の建物の外観です。現在は、オフィス・テナントビルとして利用されています。
↓ 当時の二つ折りの紙ラベルと同様の物を付けてお届けします。
送料・代引き手数料は全国無料
お支払方法は、佐川急便の代引き「eコレクト」、クレジットカードのオンライン決済、銀行お振込み(先払い)からお選びいただけます。
詳細はこのページの一番下をご参照下さい。
価格:275,000円(本体 250,000円、税 25,000円)