The Apache CRAVAT(アパッチ・クラバット)は、ニューメキシコ州アルバカーキ市で営業をしていた、手織りウール製品のメーカーでした。TEWA WEAVERS(テワ・ウィーバーズ)の別ブランドだったという説もありますが、残念ながら現存する資料が全く無く、過去の現地リサーチでも情報を得る事は出来ませんでした。
このネクタイは、当時のペーパータグが付いたままの非常に珍しいデッドストック品です。
元々は、ルート66華やかなりし1940年代~50年代をピークに、全米中からニューメキシコ州を訪れる観光客向けに販売されていた手織りのウールネクタイでした。時代の流れと共に、現存する生産メーカー、取扱店は残念ながらなくなってしまいました。現在では、稀にビンテージやデッドストック品がみつかるのみです。
同じ手織りでも、現在のオルテガ社製に代表されるチマヨベストやブランケット等とは、使われていたウール糸の太さ、製品の厚みや風合いは全く異なる製品です。
現在のシルク素材のネクタイとは素材感も全く違い、レトロな雰囲気を醸し出しているのが魅力です。
通常のネクタイよりも短いです。ご自身のお好みに合わせて、締め位置、前後の長さを調整してコーディネイトをお楽しみ下さい。